テクノロジー

CacooでAWS構成図を自動作成してみた

前回の記事に続き、AWSの自動描画サービスについて、取り上げたいと思います。

今回は、Cacooの新機能であるAWSシステム構成図の自動描画機能を試して見たいと思います。
お楽しみに!

Cacoo(カクー)とは?

株式会社ヌーラボが提供している、ウェブブラウザ上でフローチャートやワイヤーフレームなどの図を作成することができるオンライン作図ツールです。
リアルタイムで共同編集ができ、URLを共有するだけでチームメンバー間で最新のデータを共有できます。
そして、10月にAWSの構成図をCacooに自動で挿入してくれる便利な機能が追加されました。前回同様「AWS構成を図に起こすのが面倒臭い」、「現状の構成を整理したい」という方必見です。

環境,事前準備

・ウェブブラウザが利用できる
・Cacooのアカウントを用意
・AWSのリソース情報を収集するためのIAMユーザを用意

設定

こちらの公式ブログ に設定手順が記載されています。
わずかなステップでセットアップ完了!(メニューが日本語表示なことも助かりますね。)

セットアップ手順について、特筆すべきつまずきポイントはなかたっため、詳細は省きます。

①アクセスキーを選択
②の権限を付与したIAMユーザを作成し、③にアクセスキーIDとシークレットアクセスキーをコピペする。

④「線をつける」を有効にすると、以下の条件下であれば、サービス間の通信が線で表現されます。

・ELBからターゲットの各EC2インスタンス
・CloudFrontからオリジンに設定されているELBやS3バケット
・アクセスが許可されてるセキュリティグループ同士の全てのEC2インスタンス

公式ブログ より引用

⑤最後に[OK]をクリックすると、システム構成図が表示されます。

実際に操作してみる

Cacooの作図ツールを触ってみて気づいた点を下記にまとめます。

できること

・挿入した構成図の編集(各サービスの追加削除、コメントの記入もできる)
・共有(編集可、閲覧のみを選択できる)
・レイアウト情報のエクスポート(ファイル形式はPNG、SVG、PS、PPT。フリープランはPNGのみ。)
・外部サービス(googleドライブ、dropbox、slack等)との連携

できないこと

・アカウント内の全てのリソース情報を取得するため、部分的な描画はできない。
・各サービスの詳細情報は閲覧できない

比較

前回の記事で紹介したCloudMapperと機能比較をしてみました。

項目 Cacoo CloudMapper 備考
サービス Saas型 インストール型
ライセンス オープン クローズド
料金 有償 無償 フリープランもあるが機能制限あり
詳細は『料金プラン』を参照
編集 ×
レイアウト変更
各サービスの詳細情報確認 ×
エクスポート
外部サービス連携 × 詳細は『Cacooを外部サービスと連携』を参照

やはり、CloudMapperとの一番の違いは図の編集機能だと感じました。
また、外部サービス連携機能も大きなポイントですね。たとえば、slackと連携することで「Cacooで更新があったらSlackへ自動通知する」といった便利な使い方もできます。

まとめ

わずか数ステップでAWSの構成図が書けるのは、とても便利です。(もう手動作成には戻れない…。)
また、図の編集もできるので、今後のAWSの構想をチームメンバーへ共有する際にも活躍しそうです。

【追記】
IAMロール連携が可能になりました。IAMユーザを作成する手間が省けますね。
CacooのAWS構成図機能にIAMロールによる連携を追加しました!


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